ストリーミングTVアプリはYouTubeがベスト


ストリーミングTVアプリはYouTubeがベストとの調査結果が出た。

ケーブルTVを解約してインターネット経由でテレビを視聴する「コードカッティング」の進行とともに、巷ではいろいろなストリーミングTVアプリが出回っている。

どのアプリが一番いいのか、The Vergeが調査した結果を発表した。

前提として、米国で利用できる主要なTVアプリ(fuboTVやPhiloは除外)で、オンデマンドタイプのサービス(Netflix、Amazon Prime Video等)は除き、地上波のアンテナを使うことを勧めている。すなわち、アンテナを付ければ無料で視聴できるチャンネル(ABC、CBS、Fox、NBCなど)が視聴できるかどうかはスコアに影響しない。

The Vergeより

結論から言えば、YouTube TVが一番。月40ドルで70チャンネル近く視聴でき、使い勝手が良く、品質が安定していて、DVR機能も優れていて、ChromecastがあればGoogle Assistantが使えるというのが主な長所。

反面、Amazon Fire TVが使えない、提供地域が限られている、Viacom系列のチャンネル(コメディ・セントラルなど)がないなど短所もあるが、それを考慮してもスコアが8点(おそらく10点満点)でトップの成績。

また、料金の安さではDishのSling TVが一番。28チャンネルのOrangeプランと42チャンネルのBlueプランがそれぞれ月25ドル、両方をを合わせると48チャンネルで月40ドル。

この料金で人気のESPNやViacom系列のチャンネルが視聴でき、追加料金で視聴できるオプションも幅広く、Amazon Fire TVを含め多彩なストリーミング手段が使えるのが長所。

反面、使い勝手がやや落ちる、Orangeプランでは同時に1端末しか使えない、DVR機能は月5ドルの追加料金がかかるなどの短所もあり、スコアは6.5点と一番低かったが、料金の安さを求める人にはお勧めだ。

上記以外の主要サービス(PlayStation Vue、Hulu with Live、DirecTV Now)もスコアが7から7.5と、それほど悪いわけではなく、料金も月40ドルからあるので、それほど高いわけでもない。

要するに、どれもそんなに変わらない、という結論でいいのではないか。