iPhone 5に搭載されなかったもの


待ちに待ったiPhone 5が発表された。4Sよりも少し大きくて薄くて軽くてLTE対応で・・・ だいたい噂されていたとおり。

今回、iPhone 5に採用されなくて残念だったのがNFCとワイヤレス充電器。特にNFCはiOS6の新アプリ「Passbook」ととても相性がいい。それと今回からUSBケーブルのコネクターの形状が変わってしまったので、今までのケーブルがそのままでは使えなくなってしまった。(アダプターが必要)

何でコネクターの形状変更という余計なことはして、NFCとワイヤレス充電器は付けてくれなかったのか、という一部ユーザーの声を代表して、AllThingsDがAppleのPhil Schiller上級副社長に直接インタビューしてその理由を聞き出した。

NFCについては、「NFCが現状の問題点に対するソリューションであるかどうかは明確でない。Passbookだけでも顧客が現在必要としていることはできる」

ワイヤレス充電器については、「ワイヤレスで充電できるとはいっても、充電器自体はコンセントにつながないといけないので、どれだけ便利なのかは明確でない」「コンセントにつながないといけないものが増えるということは複雑性が増すということだ」

コネクターの形状を変えた理由については、「新しいiPhoneとiPadは非常に薄いので、今までのコネクターでは入らなくなってしまった」「今度のコネクターは長く使えるだろう」

とのことだ。あまり前向きさや夢が感じられない理由だったが、iPhone 5の魅力を損ねるほどではない。

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