T-Mobileがミッドバンド5Gを2倍に拡張


T-Mobileがミッドバンド5Gの提供都市を2倍に増やした。

T-Mobileは10月28日、ミッドバンド(2.5GHz帯)周波数による5Gサービスの提供都市を倍増したと発表した。これにより同サービスの提供地域は約410都市となった。年内に1億人の人口をカバーする予定にしている。

1か月前に提供地域を121都市増やして210都市にしたばかりなので、1か月で提供都市を倍増したというところもT-Mobileの宣伝材料になっている。

T-Mobileのカバレッジサイトでは、T-MobileとVerizonの5Gカバレッジの違いがわかるよう、親切なマップを公開している。

T-Mobileの5Gカバレッジサイトより

さらに、ミッドバンドの周波数は速度とカバレッジのバランスに優れており、建物の壁を突き抜けることもできるとして優位性を強調し、これまでの提供実績では平均の下り速度は300Mbpsで、LTEの平均的な速度よりも7.5倍も速いと謳っている。

この周波数を使って米国で5Gを展開しているのは大手キャリアではT-Mobileだけだということが、最大の宣伝材料になっている。

Sprintを買収した甲斐があったというものだ。