車体の色が変わる車ってどうなんだろう

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CESで車体の色を変えることのできる車が発表された。

1月5日から7日までラスベガスで開催された家電ハイテク見本市「CES 2022」。去年は新型コロナの影響でオンライン開催となったが、今年はオンラインと対面のハイブリッド開催となった。

車両技術関連で目を引いたのは、BMWが発表した車体の色が変わる車「BMW iX Flow」だ。現時点では白から黒へと、また黒から白へと変えることができるもので、グラデーションにしたり部分的に変えたりチェッカー模様にしたりすることも可能なようだ。

将来的には他の色を導入したり多彩なデザインが描けるようになる可能性もある。

BMWのwebサイトより

Amazonの電子ブックリーダー「Kindle」にも採用されている「E Ink」の技術を使うため、色を変えても余計なエネルギーを消費することはないそうだ。

気分に応じて色を変えたり、天気や季節に応じて色を変えたり、広告やメッセージを表示したりと、まさに「いろいろ」な使い方ができそうだ。

たとえば、暑い日には車体が熱くなりにくいように白にする、寒い日には逆に黒くする、ということで、快適性や省エネに貢献できる可能性はある。

ただ、現時点では個人的にはそれほど大きなメリットとは感じられない。「だから何なの」という感じさえする。

逆に、色が変えられることによる不都合もあるかもしれない。たとえば、「白い車だった」との目撃情報があったとしても助けにならないかもしれず、車両の登録上問題はないのかとの心配もある。

もっとも、BMWとしてはすぐに商品化する予定はないようだから、もし商品化するとすれば少なくとも考えられる問題点はすべてクリアしてからということになるのだろう。

現時点ではこういうことができる技術があるということを示しただけだ。

この技術を応用して何をするか、それが問題だ。