Verizonがサーチャージを値上げ


Verizonがワイヤレスサービスのサーチャージを値上げする。

Verizonは6月からコンシューマー向けワイヤレスサービスの「管理料」を音声回線1回線につき1.35ドル値上げして、月3.30ドルとする。

これは規制上の要件を満たすために必要なコスト増を考慮して調整したもので、プラン料金そのものの値上げではないと、Verizonの広報担当者はFOXに念を押している。

サーチャージの値上げもプラン料金の値上げも、利用者にとっては同じようなもの。手痛いことに変わりはない。

また、ビジネス顧客に対しては、新たに「経済調整料」を徴収する。これはインフレによるコスト増を反映したもので、スマートフォンとデータ端末については1回線につき月2.20ドル、ベーシックフォンとタブレットについては1回線につき月98セントを徴収する。

インフレに喘ぐ企業にとっても手痛い一撃となる。

AT&Tも今月初めに旧型プランに関する料金値上げを発表している。やはりインフレの悪化によるコスト増をカバーする狙いだ。

一方、T-Mobileはこのインフレにも関わらず、料金を値上げしないと発表している。

さすが、「アンキャリア」だけのことはある。