T-Mobileが支払いサポート料を導入


T-Mobileは月々の請求書をショップ内で支払う際にかかる「支払いサポート料」を新たに導入する。

通信サービスの月々の請求書の支払いは大半がオンラインや自動払い(自動引き落とし)で済ませていると思われる。とりわけ、自動払いにすると払い忘れることがないばかりか、T-Mobileの場合は1回線につき月々5ドル割引になるので、これを利用している人は多いに違いない。

しかし、中にはT-Mobileのショップに出向いて、ショップ内で支払いを済ませる顧客もいる。諸事情からそうせざるを得ないという人もいるだろう。

The Mobile Reportが入手した書類によると、T-Mobileはそのようなショップ内で支払う顧客に対して「支払いサポート料」と称する新たな手数料を徴収する予定だ。手数料の金額は5ドル+税。実施予定日は7月19日。ただしプリペイドサービスの顧客には当面は適用しない。

その釈明としては「デジタル対応の未来に対応する」としているが、要するにショップ内での支払いはしないような方向に持っていこうというものだ。スタッフの労力軽減が狙いか。

それにしても、ショップに行って支払うと余計に手数料を取られるというのは、おかしな話ではないか。

「アンキャリア」らしからぬ動きだ。