Boost Infiniteが本格サービスを開始


Boost Infiniteがベータサービスから本格サービスに移行した。

Boost Infiniteのホームページより(以下同じ)

Dish WirelessのポストペイドブランドであるBoost Infiniteは6月9日、本格サービスを開始するとともに、新たな料金プランを発表した。

これまでベータサービスで提供していた月額25ドルの「Infinite Unlimited」はそのまま残し、新たに月額50ドルの「Infinite Unlimited+」を導入した。両プランの違いはいくつかあるが、一番大きな違いは高い方のプランを選ぶとiPhone 14の本体代金が無料になること。ただし既存の端末を下取りに出す必要がある。

iPhone 14シリーズのその他の機種も差額を払うことで安く購入することができ、たとえばIPhone 14 Plusは月々2.78ドル、iPhone 14 Proは月々4.72ドル、iPhone 14 Pro Maxは月々7.50ドルの36回払いで購入できる。

本体代金は毎月の請求書で一旦請求された上で、クレジットとして返金される形になり、途中で回線を解約すると残債を一括して支払う必要があるので、iPhone 14目当てに高いプランに加入して、すぐに解約するという手は使えない。

安いプランと高いプランの差額は月々25ドル。36回の支払いでは900ドル。他に大きな違いがないのであれば、安い方のプランにして、iPhone 14(本体代金は800ドル)を別途購入した方がお得だ。

ただ、両プランには他にも大きな違いがある。高い方のプランは日本を含む200対地以上への米国発の音声通話とテキストが無料で、しかも無制限に利用できること。

これはやや魅力的だ。どちらにしようか迷わせる、絶妙なプラン設定だ。