アリゾナでスマホを買い替える(その6)


5年程前に購入したスマホがそろそろ買い替えどきになったので、新しいスマホに買い替えることにした。

せっかくなのでスマホの本体だけでなく、キャリアや料金プランを変更することも検討に含めることにした。

現在利用中のT-MobileにしてもBoostにしても、ネットワークやサービスに関しては大きな問題はないので、キャリアや料金プランを変更する必要性は特に感じていない。もちろん現行よりもいい条件のオファーがあれば、変更することも厭わない。

T-Mobileは速度やカバレッジは他社より劣るものの大きく不便を感じるほどではない。さまざまな特典が付いて料金が3回線で月額105ドルという無制限プランは、他の大手キャリアではなかなか得られないプランだ。

たとえば、Verizonで海外210以上の国・地域でローミングが無料で利用できる「Unlimited Ultimate」プランだと、3回線の場合で1回線あたり月額75ドル、料金を自動払いにして請求書をペーパーレスにしたとしても1回線あたり月額65ドル、3回線の合計では195ドルになってしまう。

Verizonの主力プラン(Verizonのホームページより)

AT&Tには同様の海外ローミングの特典が付くプランはなく、高速ホットスポットデータが50GBまで使える「Unlimited Premium」プランだと、3回線の場合、料金を自動払いにして紙の請求書をやめたとしても1回線あたり月額60ドル、3回線の合計では180ドルになってしまう。

AT&Tの主力プラン(3回線の場合の1回線あたりの月額料金)(AT&Tのホームページより)

さらに両社には「シニア割」もないことから、料金的にはT-Mobileに圧倒的な優位性があると言わざるを得ない。

またBoost1回線につき月額25ドルという無制限プランも、他ではなかなか得られない、最安値と言ってもいいレベルだろう。T-Mobileよりも安いので、プランの内容によってはT-Mobileの回線をBoostに変更してしまってもいいかもしれない。

ただし、現在Boostを利用しているのは、T-Mobileが使えない場合のバックアップや、 速度やカバレッジなどに関するT-Mobileとの比較用の意味合いがあるので、できれば3回線と1回線は別々のキャリア・ネットワークにすることが理想的だ。

フェニックスのDesert Botanical Garden(砂漠植物園)にて

アリゾナでスマホを買い替える(その7)に続く

アリゾナでスマホを買い替える(その5)