カードの代わりに指で支払う


クレジットカードの代わりに指で支払いができるサービスをベンチャー企業が開発した。指紋認証を利用したPayTangoというサービス。

TechCrunchより

TechCrunchによると、これを開発したのはカーネギーメロン大学の学生4人組。卒業前に起業し、Y Combinatorの資金援助も得ている。現在は大学と提携して、大学内で学生が指で支払いができるようシステムを構築中だ。

指紋スキャナーとカードリーダーが合体した見本端末の製造コストは1500ドルから1700ドル。今後量産化で低コスト化を図る。

指紋スキャナーは人差指と中指の2本を並べてスキャンする。もし指紋が登録されていなければ、カードをスワイプするよう促され、それで指紋とカードが連携し、ケータイの電話番号を入力するとアカウントが作成される。次回以降は指2本だけで支払いができるようになる。

クレジットカードの出現で現金を持ち歩く必要がなくなり、モバイルペイメントの出現でスマホがあればクレジットカードを持ち歩く必要がなくなった。そして、このPayTangoの出現で、スマホを持ち歩く必要さえなくなる(少なくとも支払い用には)。

まだモバイルペイメントが十分に普及していないのにこんなものが出てしまうとは。おサイフケータイも、NFCも、QRコードも、全部いらなくなる予感を感じさせる。モバイルペイメントで一山当てようと考えていた人たちは慌てふためくのではないか。

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