AT&Tは従来型の個人・ファミリープランを廃止して、データシェアプラン「Mobile Share Plan」だけにする。
これまでは新規顧客は契約時に従来型プランかデータシェアプランかのどちらかを選べたのだが、今後はデータシェアプランしか選択肢がなくなる。Engadgetによると10月25日から実施される。
Mobile Share Planでは音声とテキスト(SMS)は無制限で、データは300MBから50GBまで選ぶことができる。

AT&Tが言うには、Mobile Share Planは導入以来大好評で、顧客は圧倒的にデータシェアプランを好んでおり、また簡素な料金体系を望んでいるというのが導入の理由だ。
ほぼVerizonに追随したものだが、Verizonと違うところは既存顧客が機種変更するときにデータシェアプランを強要されないことだ。従って既存顧客にとっては何の変更もない。「他社と違って」ウチは強制はしないとAT&Tは言う。
また音声だけでいい、SMSもデータも要らないという人向けに、月々40ドルで450分通話できるプランは残すそうだ。
確かに従来型の料金プランは複雑でわかりにくかったので、簡素化されるのはいいことだが、通話は少し減らしてもいいからその分安くして、という需要には応えられないことになる。
そして、今なおデータ無制限プランをキープしている既存顧客も相当いることも忘れてはならない。
Leave a Reply