LTEのカバレッジはMetroPCSが最大


OpenSignalの調査で米国のLTEはT-Mobileが最速だったが、LTEのカバレッジはMetroPCSが最大だった。

同調査ではカバレッジの測定に「Time on LTE」という要素を採用した。ユーザがLTEにアクセスしている時間を割合で表したもの。

国別LTEカバレッジランキング(OpenSignalの調査レポートより)

それによると国別の平均では韓国が91%で最大。次いでスウェーデン(88%)、香港(74%)と来て、日本が68%で第4位。米国は67%で第6位と、速度のときと比べればなかなかの好成績。

ネットワーク別LTEカバレッジランキング(OpenSignalの調査レポートより)

ネットワーク別で見ると、スウェーデンTele2が93%でトップ、次いで韓国のSK Telecom(91%)とKT(90%)、KDDIが86%で第4位。注目すべきは第5位のMetroPCS(85%)。Verizonでさえ77%で第7位だというのに。ちなみにAT&Tは69%で、かろうじて米国平均を上回る。

ということは、米国平均を下げているのはT-Mobile(59%)とSprint(51%)。Sprintのネットワークを使っているはずのBoost Mobileが57%で、なぜかSprintよりもいい。

それにしてもMetroPCSのカバレッジは意外だ。速度は最下位だったのに。「広く薄く」という感じか。

ところでMetroPCSはT-Mobileと合併したので、そのうちネットワークも統合されるはずだ。T-Mobileの速度とMetroPCSのカバレッジ。両社のいいところが合わさればいいのだが。

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