Googleのモバイル決済サービス「Google Wallet」が、メガネ型ウェアラブル端末「Google Glass」でも使えるようになる。
TechCrunchによると、Glassの音声コマンドで友人などに送金ができるよう、現在Google社内でテスト中とのことだ。
Google WalletはNFC対応スマホをカード認証端末にタップして支払いができるのが売りだったが、NFC対応認証端末の普及がイマイチなためか、最近はNFCを使わない方法も推進している。Gmailで送金ができるようにしたのもその一例だ。
Glassで使えるWalletはNFCを使わない。Gmailで送金ができるのと同じことをGlassでやることになる。Glassでメールが送れるのだから支払いができてもおかしくはない。
しかし個人的にはこれはあまりお勧めできない。Glassをしばらく使っているが、慣れないため送るつもりのない人に間違ってメールを送ってしまったことが何回かある。間違えたと気づいたのだが、途中で中止できずにあたふたしている間にメールが行ってしまった。これが支払いだったら大変だ。
しかもGlassで送金するとGmailで送金するのと同様、手数料が2.9%または30セントのどちらか高い方がかかるというのも難点だ。
PayPalなどスマホで手数料無料で送金できる手段が使えるならそっちを使う。わざわざGlassをかけて手数料を払ってまで送金することはない。
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