子供向け3Dプリンタが好調


子供向けの3DプリンタのプロジェクトがKickstarterで資金調達をしているが、調達状況はなかなか好調のようだ。

PrinteerのKickstarterページより
PrinteerのKickstarterページより

サンタバーバラのスタートアップ企業のMission Street Manufacturingが子供向け3Dプリンタ「Printeer」を開発した。

Kickstarterで6月10日から30日間の資金調達をしている。目標額の5万ドルは既に達成して、まだ増え続けている。1台499ドルで入手できる10人分の早期支援者枠は既に埋まってしまったが、これからでも1台549ドルで入手できる。

プリンタ本体の外形寸法は幅406ミリ x 奥行229ミリ x 高さ305ミリ。最大造形サイズは幅150ミリ x 奥行100ミリ x 高さ125ミリ。造形素材はPLAフィラメントを使用する。

iPadでデザインしてプリントボタンを押すだけという簡単な操作で使え、接続や設定などの面倒な作業や技術的な知識やスキルがまったくいらないのが特長だ。「子供向け」と銘打っているので当然だ。

本体が透明なカバーで覆われているので、間違って内部に手を突っ込んでしまうようなことも防げ、同時に内部のモーターやプーリーやベルトなどがどのような仕組みで動いているのかを観察することができる。

子供のうちからこんな最新技術に触れることが子供にとっていいのかどうかはともかく、少なくとも今までにない体験ができることは確かだ。子供はますます忙しくなりそうだ。

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