T-Mobileが端末早期買換制度の「JUMP!」を改定した。年に3回まで買換えができる。

T-Mobileが6月25日に発表した「JUMP! On Demand」は、端末を18か月リースで提供するもの。6月28日に開始する。
Sprintが初めて端末のリースを導入したとき、T-Mobileのジョン・レジャーCEOは、これは詐欺だと批判していたが、結果的に追随したことになる。
Sprintのリースと違うところは、T-Mobileの場合、リース期間中はいつでも端末を返却して新しい端末に取り替えることができること。
その際、旧端末のリース料はそれ以上支払う必要がなく、新端末で新たな18か月リースが始まる。
リース期間が終わったときは、端末を返却するか、買い取るかを選ぶことができる。買い取る場合は、トータルの支払額が端末の定価になるよう残金を支払えばいいとのことなので、わりと良心的だ。
対象機種は当初、iPhone 6、iPhone 6 Plus、Galaxy S 6、Galaxy S 6 edge、Galaxy Note 4、LG G4のみとなる。
注意点としては、返却する旧端末の状態が悪いと高い損害金が取られる可能性があることだ。
端末状態のチェック項目は画面破損、水濡れ、電源入らずの3点。それぞれの項目につき250ドルの損害金がかかるから、全部該当すると750ドルも支払うはめになる。
これでは端末の定価よりも高くなる。そんなときは買い取った方がましだ。
なお、今までの「JUMP!」とは違って月々の追加料金は発生しない代わりに保険も付いていないが、別途月8ドルで保険に入ることができる。
それにしても、年に3回も買い換える人って、いったいどんな人だろう。