T-MobileがiPhone 6s/6s Plusの施策を発表


iPhone 6s/6s Plusの発表を受けて、T-Mobileが2つの販売施策を発表した。

T-Mobileのニュースリリースより
T-Mobileのニュースより

まずは「生涯カバレッジ保証」。これは「JUMP! On Demand」でiPhone 6s/6s Plusを購入した後、カバレッジが悪くてT-Mobileを使いたくないと思ったら、30日以内であれば端末を返却でき、払った料金は全額返金される。

30日経過後なら端末のSIMロックを無料で外して他のキャリアでも使えるようにしてくれる。端末代金は継続して支払う必要があるが、解約月のプラン料金が最大1か月分返金される。

似たような施策としてT-Mobileは2014年6月に「Un-carrier 5.0」として「Test Drive」を実施した。これはiPhone 5sを7日間無償で貸し出し、もし気に入らなければ7日以内に返却すれば料金などは一切かからないというものだった。今回の施策はこれを「増強」したもの。

T-Mobileは同時に、iPhone 6s/6s Plusのリース料(JUMP! On Demandに基づく端末代金の支払額)を発表した。リース期間は18か月で、6sの16GBモデルが月20ドル、6s Plusの16GBモデルは月24ドル。18か月経過後は端末を返却してもよいが、一定金額(iPhone 6sの16GBなら164ドル)を支払って端末を買い取ることもできる。

ちなみにiPhone 6sを18か月後に買い取るとすると、トータルの支払額は524ドルとなり、現金一括(650ドル)よりもかなり安い。

iPhone 6s/6s Plusの料金競争は今のところT-Mobileが一歩リード。