T-Mobileが「Verizonの決算発表で酒呑みゲームをしよう」と言い出した。
1月21日はVerizonの第4四半期決算発表の日。電話会議の模様はインターネットを通じてライブ配信されるので、誰でも聞くことができる。
これまでキャリアが行ってきた退屈な電話会議に辟易しているT-Mobileは、このライブを聞きながら酒飲みゲームをしよう、と「アンキャリア」なことを言い出した。

ゲームのルールはこうだ。Verizonが発表の中で、以下のことをやったら、その都度1杯酒を呑む。
- 「ミレニアル」か「若者」と言う。
- 1つの文章中に専門用語を1つも入れない(これはありえないが、と先にネタバラシ)。
- 1年前のネットワーク速度テストの結果を引用する。
また、以下のことをやったら、その都度2杯酒を呑む。
- 物や人の「マネタイズ」について話す(通常は、哀れな顧客を搾取する話)。
- 「go90」を「SugarString」か「Redbox Instant」に例える(どちらも死滅してしまったVerizonのサービス)。
- T-Mobileのマネをしていることを「リーダーシップ」と言い表す。
さらに、以下のことはVerizonが絶対認めるわけがないが、もし認めたら、そこでゲームは終了だ。
- 来年中に「Music Freedom」か「Binge On」か「Mobile Without Borders」をマネする。
- ネットワークの優位性はなくなった(なので、今はわらにもすがる心境)。
- 「ミレニアル」戦略は中年の危機の所産で、いずれ、無理してカッコつけるのは止める。
果たして結果や如何に。
T-Mobileのジョン・レジャーCEOのTwitterによれば、「ミレニアル」が6回、「マネタイズ」は2回、1年前のネットワーク速度テスト結果が1回、専門用語の入っていない文章は見事に1つもなかった。
筆者のカウントでは「マネタイズ」を3回言っていたような。
酒を呑みながらのカウントではあてにならないが、少なくとも11杯は酒が呑めたはずだ。