Amazonの新型Echo Dotが好評


Amazonの音声アシスト機能付スマートスピーカー「Amazon Echo」の小型版「Echo Dot」は10月20日に新型がリリースされるが、評判はなかなかいいようだ。

The Vergeのライターがリリース前に試す機会を得たそうだが、なかなか良かったと評価している。

初代の「Echo Dot」は3月に販売開始されたが、その時はAmazon Echoを通して購入するしかなかった。すなわち、Dotを買うためにはまずEchoを買わないといけなかった。

第2世代の「Echo Dot」はAmazonの販売サイトから、誰でも、Echoを持っていなくても、購入できるようになった。

これだけでも大きな改善だが、もっと大きな改善点は、価格が89.99ドルから49.99ドルに値下げされたことだ。44%の値下げは大きい。

その他の改善点としては、少しコンパクトになった。直径は変わらないが高さが38mmから32mmへと、6mm低くなった。重さも250gから163gへと、87g軽くなった。

上の面にボリューム調節ボタンが付いた。プラスとマイナスのボタンでボリュームを変えられるようになった。

本体の色が黒と白の2色になった、今までは黒1色だったが、部屋の雰囲気などに合わせて白も選べるようになった。

AmazonのDMより
AmazonのDMより

まとめ買いができるようになった。まるでドーナツでも買うように1ダース買いや半ダース買いもできるようになった。1ダース買うと2台分が無料に、半ダース買うと1台分が無料になる。

そんなにたくさん買ってどうするのかという疑問はごもっともだが、Echoに無理なく音声を届けるには同じ部屋にいることが望ましい。いくつも部屋がある住宅の場合は、Dotを各部屋に置けば、どの部屋でも使えるので便利だ。

複数のDotを置いた場合、一つの音声コマンドに対して複数のDotが反応してしまうのではないかとの疑問はごもっともだが、AmazonはESP(Echo Spatial Perception )という機能を導入する。これは音声が届く範囲に複数のEchoが存在する場合、距離的に最も近いEchoが反応するという機能。

機能が向上して価格が下がるという、好ましい方向に向かっている。