Verizonがギガビット競争に参入

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VerizonがFiosインターネットを増速し、ギガビット競争に参入した。

VerizonのFiosインターネットはこれまで下り、上りとも最大750Mbpsだったが、これを下り最大940Mbps、上り最大880Mbpsに増速した。この新しいメニューは「Fios Gigabit Connection」と称する。

940Mbpsのところは1,000Mbpsとか1Gbpsなどと言ってしまってもいいようなものだが、一応正確を期する姿勢を示している。ちなみにAT&Tはやはり最大940Mbpsのサービスを「1,000Mbps」と言い切っている。

「Gigabit Connection」の料金は単体で月69.99ドル。これまでの750Mbpsサービスは月150ドルだったので、速くなった上に料金が半額以下となる。別にルータレンタル料が月10ドルかかるが、149.99ドルで買い取りも可能。

なお、オンライン特別料金として、トリプルプレイが月79.99ドルになる上、標準の設置一時金(90ドル)が免除される。2年契約でも契約なしでも1年間は同じ料金が適用される(2年契約の2年目は月84.99ドル)が、2年契約をするとHBOが1年分とマルチルームDVRサービスが2年分無料になる。

提供地域はニューヨーク、ニュージャージー、フィラデルフィア、リッチモンド、ハンプトンロード、ボストン、プロビデンス、ワシントンDCの一部地域となり、800万世帯以上をカバーする。

1月に開始した最大750Mbpsの「Fios Instant Internet」の利用顧客は自動的にギガビットにアップグレードされて、料金も安くなる。

ところが、Ars Technicaによれば、月69.99ドルの料金は新規顧客向けで、既存顧客向けは月79.99ドルになるそうだ。

さらに、新規顧客向けの月69.99ドルの料金は、プロモーション用の特別料金というわけではなく、一定期間経過後に値上がりするようなものではないと、Verizonの広報担当者がArs Technicaに説明したようだが、Verizonのオンラインサイト上では「プロモーション料金」とあり、プロモーションが終了すると高くなると書いてあるので、食い違っているようだ。

また、ギガビットサービスが提供可能な地域では、50Mbpsで月39.99ドルのメニューも用意する。その中間の速度のメニューは廃止する。

一方、ギガビットサービスが提供されない地域(おそらく競争の厳しくない地域)では、最大500Mbpsとなる。この500Mbpsの料金が月179.99ドルで、やたらと高い。

ギガビットが提供されない地域のメニュー(Verizonのサイトより)
ギガビット未提供地域のFiosインターネットメニュー(VerizonのFiosページより)

既存顧客よりも新規顧客を優遇するやり方や、地域によって大きな格差をつけるやり方は、あまり感心しない。