AAAの二重課金に悩まされる(その8)


AAAの住宅保険の保険料が二重課金された件で、クレジットカード会社を通じてAAAに確認と訂正を求めていたが、紆余曲折を経てついに解決した。

本件に関してはAAAのオフィスに何度も足を運び、状況を説明したりカードの明細書を送ったりしたが、まったく埒が明かなかったので、最終的にクレジットカード会社に返金の請求をした。

カード会社は一旦返金の仮処理をしてくれた上でAAAに確認・訂正を求めて交渉をしてくれていたが、AAAからなかなか返事が来ないとの中間報告が来ていた。

一方、カード会社がAAAからの返事を待っているというのに、AAAはカード会社に返事もせずに、督促を兼ねた請求書をこちらに送って寄越した。おそらくカード会社からAAAへの支払いが取り消されたので、AAAの記録上は保険料が払われていないことになり、自動的に請求書が発行されたものだろう。

考えてみれば、今回のAAAの処理はすべて自動的に行われているように見える。こちらから二重払いに関して担当者に相談をしたり、カード会社から連絡したりしている事情があることを何も考慮せずに、機械的に請求書が出ているようだ。

記録上支払がない状態になったら請求書を発行するという自動化されたシステムが動いているように見受けられる。間に人手が入っているような気配がまったない。

カード会社との間の交渉が進展して事実関係が確認できれば、人手が入って記録が修正されて、この請求も訂正されるのだろうと思い、しばらくそのまま放って置いた。するとまたAAAから督促状が来た。前回の請求書と同様、このまま支払われないと年率12%の遅延利息がかかるとも書いてあった。

カード会社とAAAの間の交渉がまったく進展していないようだ。この分だと、いつまでも進展しないまま、請求と督促がどんどんエスカレートして、しまいには債権回収業者がやって来る事態にもなりかねない。

AAAにレターを書くことにした。二重払いになっている事情を最初から丁寧に説明し、証拠となるクレジットカードの明細書の写しを添付して送った。カード会社からも連絡が行っているはずなので、それに対しても返事をしてくれるよう依頼した。

それから2週間位経って、カード会社から、本件が解決したとの連絡が来た。詳細な説明はなかったが仮の返金処理が確定して正式な返金になったとのこと。レターを送ったのが功を奏したのかもしれない。

これでもうAAAから余計な請求書が来ることはない、と祈りたい。