車のリース料に落とし穴(その5)


リース終了に伴い車を返却したが、リース料を払い過ぎてしまい、返金を求めたところ、なかなか応じてくれない件の続編。

リース会社から、「本件は既にディーラーから買取金額が払い込まれたことで精算が済んでおり、返金するものはない。もし返金を受ける資格があると思うなら、ディーラーに連絡するように」との返事が来たので、まずはリース会社に反論することにした。

「何だかたらい回しされているようだ。車をディーラーに返却した際に、返金の件はリース会社に連絡するように言われたので連絡している。それでもまだディーラーに連絡することを勧めるのか」という内容で返信してみた。

それに対する返事が翌日来たが、内容は前回と同じ。「車の買取金額がディーラーから支払われてすべての精算が済んでいるので、返金するものはない。もし買取金額が違うとか、何か文句があるならディーラーに言ってくれ」というものだ。

どうやら「買取金額」には払い過ぎによる調整が反映されているとの理解らしい。実際にはディーラーには単に車を返却しただけで、買取金額について話をしたこともない。まして、リース料の払い過ぎによる返金についてはリース会社の問題なので、直接リース会社に連絡するようにと言われていたものだ。

これはディーラーに文句を言うべきかもしれないが、その前に、リース会社にさらに反論してみることにした。

「買取金額とは何のことかわからない。車は単に返却しただけだ。その際に返金のことを話したら、リース会社に言ってくれと言われたので連絡している。もしディーラーに責任があると言うのなら、直接ディーラーと話をしてくれないか」と言ってみた。

それに対する返事がまた翌日に来たが、何と内容が前回と同じ。こちらからの文章を読んでいないのではないかと思うほど。ただし、今回は、「文句があるならディーラーに言ってくれ」の後に「もし追加的なアシストが必要なら電話してくれ」との文言もあった。

電話すれば「追加的なアシスト」をしてくれるかもしれない状況となったのは、わずかながらも進展だ。