アリゾナでスマホを買い替える(その10)


5年程前に購入したスマホがそろそろ買い替えどきになったので、新しいスマホに買い替えることにした。

T-Mobileのホームページで確認したiPhone 14 Proに関するT-Mobileのプロモーションの内容がよくわからなかったので、近所のT-Mobileストアに行ってみた。いい条件が提示されればその場で購入してもいいとの覚悟で臨んだ。

チャンドラーの隣町、ギルバートのT-Mobileストア

ちょうど火曜日で「T-Mobile Tuesdays」が開催されていた。今回の目玉は夏用クーラートートバッグ。上下2段構造で、上段はメッシュの袋、下段はアルミ製の保冷袋。全体がT-Mobileカラーのピンク色で「T-Mobile Tuesdays」のロゴが入っている。

T-Mobileのインスタグラムより

店内にはスタッフが3人と客が7-8人。スタッフは各テーブルでそれぞれ顧客対応中。順番を待っているらしい客が4-5人椅子に座っていた。入り口付近に立って少し待っていると、スタッフの1人が顧客対応の手を止めて用件を聞きに来た。

T-Mobile Tuesdays」のバッグをもらいに来たのと、機種変更を検討しているのでアドバイスがほしいと伝えた。前に2組の客が待っているので少し待つようにと言われた。待っている間に数組の客が入ってきて、バッグだけもらって帰って行った。

T-Mobileストアの店内

20分ほどでスタッフに呼ばれ、テーブルに案内された。「新しいiPhoneに機種変更したいが、お勧めの機種はどれか」と聞いてみた。「今の最新機種はiPhone 14だ(注)」と言って、側面の棚からデモ機を4台持ってきてくれた。

(注)ショップを訪問したのは2023年7月半ばで、iPhone 15シリーズが出る前のこと。

テーブルの左からiPhone 1414 Plus14 Pro14 Pro Maxの順に並べ、左の2台はリアカメラが2つ、右の2台はリアカメラが3つ、と超簡単な説明をしてくれた。まずは画面が大きいのがいいか小さいのがいいか、とこちらの反応をうかがう。

「大きくない方がいい」と答えると、14 Plus14 Pro Maxを引き抜いてテーブルの端に寄せ、目の前には1414 Proが並ぶ。「カメラは2つがいいか3つがいいか」と聞くので、「3つの方がいい」と答えると14を引き抜き、最後に14 Proが残った。

まるでトランプの手品でも見せられているかのように、望みの機種が目の前に置かれた。実に単純明快な選択方法だが、こちらも内心では機種を決めていたので、迷わずに選んだ結果、スムーズに事が運んだのかもしれない。

タブレットでアカウントの現状を調べてくれた。「下取りに出す端末はあるか」と聞かれたので、iPhone XSを下取りに出したいと伝えた。すると、下取りで350ドル割引されると教えてくれた。プロモーションの3(Go5Gを含むプランで対象機種の端末を下取りに出すことで最大350ドルの割引)が適用されるらしい。

本日の支払額は115ドル、残債は月々27.09ドルずつの24回払いになると説明しながらメモにも書いてくれた。本日の支払額の内訳を聞くと、本体代金の税金と機種変更サポート料(35ドル)の合計とのこと。サポート料がかかるとは予想外だった。

これがベストオファーかと尋ねると、「もう1ついい方法がある」と教えてくれたのは、プランを「Go5G Plus 55」に変更すると、同じ端末の下取りで800ドル割引になるというもの。本日の支払額は同じで、残債は月々8.34ドルの支払いになるという。

3回線とも上位プランになるので月々のプラン料金が150ドルになることも説明してくれた。どうやら上位プランに変更するとプロモーションの2(Go5G Plusのプランで対象機種の端末を下取りに出すことで最大830ドルの割引)が適用可能になるらしい。webサイトの表示は最大830ドルの割引だったが、適用される割引額は800ドルだという。

もうそれ以上のオファーはないという。さあどうする、という感じでこちらの反応をうかがっている。結局ネットで調べた以上の割引はないことがわかり、さらにサポート料が上乗せされることがわかった。これはこれで1つの成果ではある。

「もう少し検討してから決めたい」と伝えると、嫌な顔もせずに「オーケー、何か質問があったらいつでも連絡してくれ」と言って名刺をくれた。

T-Mobile Tuesdays」のバッグを奥の棚から出して持ってきてくれた。

フェニックスのDesert Botanical Garden(砂漠植物園)にて

アリゾナでスマホを買い替える(その11)に続く

アリゾナでスマホを買い替える(その9)