Sprintが新学期（Back-to-School）セールをしている。Galaxy S4またはS3を1台買うともう1台の本体代金が無料になる。8月15日までの期間限定だ。通常は2年契約でS4は199.99ドル、S3は99.99ドル。最新のスマホが1台分の値段で2台買えるとはありがたい。
Sprintはこのセールを告知するテレビCMを6月後半から流し始めた。子供とその親がターゲットだ。キャッチフレーズは「スマホを家庭教師にしよう！」。スマホがあればいつでも何でも調べられ、すぐに疑問点を解決できるので、勉強の役に立つ。最良の家庭教師になるというわけだ。
ところがこのCMは、子供を持つ親の間ではあまり評判が良くない。問題点は2つある。
1つ目は、このCMを流し始めたときは、まだ学校が夏休みに入る前だった。まだ学校に行っているのに、もう「学校に戻る（Back-to-School）」というキャンペーンを始めるとは、何と無神経。
2つ目は、スマホが家庭教師になるかという疑念。子供にスマホを与えると、ゲームや音楽やテキストやソーシャルメディアで忙しくなり、勉強の時間がなくなることは目に見えている。
結局子供を持つ親の心をつかむことができたかどうかは疑わしいが、最新スマホを安く売ろうという姿勢は評価したい。AT&TやVerizonにも早速追随してもらいたいものだ。
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