VerizonもWi-Fiコーリングを開始したと言うが

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T-Mobile、Sprint、AT&Tに続き、VerizonもWi-Fiコーリングを開始した。ただしVerizonのメッセージアプリをダウンロードする必要がある。

FierceWirelessが確認したところによると、Verizonの一部のiPhoneユーザがWi-Fiコーリングを利用できるようになったが、制約があるという。

まずiPhoneの設定で「advanced calling」をオンにして、Verizonの独自メッセージアプリ「Message+」の最新版をダウンロードして、そのアプリで通話を許容するように設定しないといけない。

VerizonのMessage+アプリ(iTunesのアプリ紹介ページより)
VerizonのMessage+アプリ(iTunesのアプリ紹介ページより)

アプリをダウンロードして設定が完了したからといって安心してはいけない。そのアプリを使わずに通常の電話のダイヤル操作をするとWi-Fiコーリングにはならず、セルラー回線による通話になってしまう。

この機能が使える端末は今のところiPhone 6、6 Plus、6s、6s Plusのみで、Android端末には対応していない。

いろいろ制約があるのに加え、iTunesの評価サイトによれば、このVerizon特製のメッセージアプリ「Message+」はあまり評判が良くない。特に、今回のWi-Fiコーリング開始に伴うアップデートの後で、不具合が増えているようだ。

Message+の評価(iTunesに評価サイトより)
Message+の評価(iTunesに評価サイトより)

たとえば、二つ星の評価をしたYoung hoveさんは、アップデートしてから何か操作をするたびにクラッシュして終了するようになり、使い物にならなくなってしまったそうだ。それでも二つ星で止まっているのは、アップデート前のアプリが大変気に入っていたからだ。

また、一つ星の評価をしたSupakuteさんは、2ページ以上に渡るテキストが届かないことがあるそうだ。これはアップデート前からで、アップデート後も同様の現象が続いているそうだ。

このアプリ自体がまだ十分熟れていないところに、Wi-Fiコーリングを性急に導入してしまったように見える。

昨秋、VerizonのCFOのFran Shammo氏が、2015年央にはWi-Fiコーリングを開始すると言ってしまった手前、あまり遅れすぎないようにする必要があったのかもしれない。

それにしても、アプリをダウンロードしないといけないのと、通常の電話のダイヤル操作をするとWi-Fiコーリングにならないというのは、本来のWi-Fiコーリングではないので、残念!