AmazonのDash Buttonにライバル登場

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AmazonのDash Buttonにライバルが登場した。もしかしたら有望な市場なのかも知れない。

AmazonのDash Buttonは、繰り返し使う日用品などをワンプッシュで購入できるというユニークなボタンだ。現時点で、洗剤、飲料、ペットフードなど100種類以上の商品のボタンが用意されている。

そこへ、Kwikという会社が同じようなボタンで商品を購入できるサービスを計画し、このほど300万ドルの資金調達に成功したと、TechCrunchが報じた。

Kwikのホームページより
Kwikのホームページより

Kwikのサービスは、商品の提供者が配達と決済のパートナーを選べるようにすることで、差別化を図っているそうだ。しかもボタンは無料(Amazonはボタン1個に付き4.99ドルかかるが、初回の購入時に返金される)。

ワンボタンで購入できるのは簡単・便利だが、個々の商品ごとにそれぞれ一つボタンが必要で、しかも購入するときには商品の値段がわからないという不都合もある。

こんなものが普及するのだろうかと疑問に思っていたが、Amazonに追随してKwikが同じようなボタンビジネスに参入し、しかも資金調達にも成功しているということは、これを有望と見ている人が少なからずいるということだ。

 

Kwikに出資したNorwest Venture PartnersのSelgio Monsalve氏は、「ボタンの簡単・便利な点が消費者に好まれている。この市場は1社ではカバーするには大きすぎる」と述べている。

Kwikの共同創立者兼CEOのOfer Klein氏は、「繰り返し提供されるものは何でもボタンにする」と抱負を語る。

怠惰は発明の母。スマホでショッピングができるだけでも十分怠惰な環境だと思うが、スマホも使わず、ワンボタンで購入できるという「究極の怠惰」を消費者がどの程度好むのか、もう少し様子を見る必要がある。