マイカーをFlightCarに預けておいたら、車のガラスを割られてしまった。
FlightCarは空港で車を預かり、それをレンタカーのように他人に貸し出して、借り手がついた場合に走行距離に応じた報酬を車のオーナーに支払うというユニークなサービスだ。
今まで何度か利用し、いろいろトラブルはあったものの、当初に比べれば随分改善され、なかなかいいサービスだと思えるようになっていた。
今回は、今までリースしていた車を買い替えた際に、古い車のリース期間がまだ2か月ほど残っていたことから古い車を引き取ってもらなかったため置き場所がなくなり、FlightCarに預けることにしたものだ。
たまたまその期間中に旅行することになったため、ちょうど旅行中にFlightCarに車を預けたのと同じ状態になった。
車の借り手がついたときとその車が返却されたときにはFlightCarからメールで連絡が来る。
預けてすぐに車の借り手がついたとの連絡が来た。何日かして返却されたとの連絡が来た。返却されるとすぐにまた借り手がつくという状態で、3回借り手がついた。
3回目に車が返却された後、パタッと動きが止まった。
返却されてから4-5日ほどして、FlightCarからメールが来た。「お問い合わせの件について」という体裁のメールだが、こちらからは何も問い合わせてはいない。FlightCarから一方的に通知されたものだ。
そのメールの内容は、以下のようなものだ。
- この車を借りていたゲストから、車の後部ドアの三角窓が割られたとの申し出があった。
- 貴方からのクレームの内容を精査した結果、以下の解決策を提案する(こちらからクレームはしていないが)。
- 当社の指定工場で修理をして、費用は当社がすべて負担する。必要なら代車を手配する。
- もし近々旅行の予定があるなら、車を当社に預けてくれれば、当社または貴方の指定工場で修理して、旅行から戻ってくるまでには直しておく。
破損部分の写真が添付してあった。
実はこの解決策は両方ともおかしい。こちらは今旅行中で、その間車をFlightCarに預けているという状態だ。このメールを書いている担当者はその状況をまったく理解していない様子だ。
もし状況を正しく理解していれば、「お預かりしている車を当社またはお客様の指定工場で修理して、旅行から戻られるまでに直しておきます。かかった費用はすべて当社がお支払いします」でいいはずだ。
二つのオプションを提示する意味がわからないし、その担当者が理解している状況で、解決策の(2)によるとすれば、次に旅行するときまで窓ガラスは壊れたままにしておけということか。
まああまり細かい突っ込みをしても仕方がない。こちらとしては、車を元どおりにきれいに直してもらえればいいので、FlightCarの指定工場で修理してもらうことにした。
その前に、近々車の登録証の有効期間が切れるので、新しい登録証を家族に持って行かせて、交換してもらうことにした。
ところが問題はそれだけではなかった。次回に続く。