FlightCarが復活したかと思うようなサービスが登場した。
以前、FlightCarでは散々な目に遭った。サービスのアイデア自体は良かった。
空港で車を無料で預かってくれた上に、その車をレンタカーとして貸し出し、借り手がついたら走行距離に応じて報酬がもらえるというアイデアサービス。
残念ながら2016年7月に撤退し、プラットフォームをMercedes-Benzに売却してしまった。
ところが先日、空港近くの道を走っていたら、「TravelCar」という看板を見つけた。新しいレンタカー会社かと思ったら、FlightCarと同じようなサービスをする会社だった。
もともとはフランスの会社で、30か国、200か所でサービスを提供しており、2017年6月にロサンゼルスに進出、7月にサンフランシスコにもサービスを拡張した。
以前のFlightCarと同様、空港で車を無料で預かってくれた上、その車をレンタカーとして貸し出し、借り手がついた場合には走行距離に応じて報酬が支払われる。
他に月極めで預けるサービスもある。月極めにすると借り手がついてもつかなくても月に200-500ドルが定額で支払われる。
保険は対人・対物が100万ドル、車両が5万ドル付いているので、一応安心だ。
借りる方も通常のレンタカーより最大70%も安く借りられる。
関係者がみんなハッピーになれる素晴らしいアイデアだと思うのだが、何が悪かったのか、以前のFlightCarは撤退してしまった。
以前のFlightCarでのトラブルで懲りているので、同じようなサービスならすぐには使ってみようという気にはならない。
もう少し様子を見て、評判などを確かめた上で、使うかどうかを検討することとしたい。
以前のFlightCarでは、結局預けた車が破壊されて「FrightenCar」になってしまったが、今度のTravelCarは「TroubleCar」にならないことを祈る。